通記海鮮野味酒家
2001年11月撮影

2001年11月25日 通記海鮮野味酒家 TUNG KEE SEAFOOD & Restaurant

コーヒーとハイキングの後、西貢へ。 車を駐車場に停め海岸に向かいます。

すると、岸壁に人だかりが。 そばに寄ると、下に船があるではないですか。

魚屋
港の魚屋


これ、魚屋なのです。 交渉が成立すると、「長い虫取り網のようなもの」に魚を入れて岸にいる買い手に渡してくれます。 これが、このあたりの魚屋に比べてずっと値段も安いそうです。 理由は簡単、非合法だから。 大陸から来ている人たちだそうです。 上陸できないので、海から売っているのだそうです。
一緒の香港人の友人も何回かここで買った事があるようですが、一度、家族全員で食中りになり、それ以降、買うのはやめたとか。

友人の決めていてくれた店に向かいました。このあたりでは一番大きいのだそうです。
「ここは、特別料金にしてくれるんだ!」
日本人の感覚だとお客さんを食事に案内するのに、「値段が安い」なんて話題はしないのですが、ここは日本人と感覚が異なるところ。 でも、いつも食べきれないくらい頼んでくれ、しかも奢ってくれる。 決してケチケチしている訳ではないのです。 もしかすると、「お金の事に負い目に感じる事はないよ」という意味なのかもしれませんね。 感謝。

まず、その店のやっている水槽へ。 ちょっと水槽が寂しいのが気になる所。 となりのぎっしりつまった水槽を見て、友人が「こちらもそうですか?」「いや、別の店のだよ。」 「・・・・・・・・」

気を取り直し、其圍蝦(エビ)、紅蟹、元貝(ホタテ)を選びました。 魚はどうしようと悩んでいると、店のマネージャーが「火點がいいよ。」 「ここにないのだけど、味は保証するから、是非、食べてください。」 「気に入らなかったら、返品してもよいよ!」
そこまで言うならと、友人もOKを出しました。
ちなみに、今回の写真は水槽の生きているものとできあがった料理を対比してみましたのでお楽しみください。

鹽水鳳爪
店に入って、前菜に何か頼もうとこれを頼んでくれました。 実は、私は、鼓汁鳳爪は好きなのですが、 白雲鳳爪(酢漬け)は苦手で、ちょっと心配。でも、全くの杞憂で、これが大正解!  塩味が実によく合いました。 他の品があるために、全部食べられなかったのが残念でした。

蒜茸蒸元貝粉絲
これは期待をうらぎらない味、いつ食べてもおいしいですね。

清蒸火點
この「火點石班魚」は日本語では「キジハタ」というようです。 「見ないで頼んだからどうかな?」と友人も心配そうだったのですが、おいしくてホッとした顔をしていました。 あえて一言うと、もう少し後に出てきてほしかったな・・・・

姜葱紅蟹
これは生姜と葱の味がよくしみて、うまかったですね。 ビールが飲みたくなる味ですが、車の運転のある友人は飲めません。 私も、昼だという事もあって、やめておきました。

白灼其圍蝦
これあたりが最初に出てほしいところですが、仕方ありません。 ただ、清蒸火點の汁にピリっと辛い調味料を混ぜて作ってくれたタレにはガッカリ。 全然白灼蝦に合いません。 友人も、「私の奥さんならあんなのは許さない所だ。」とのこと。

豆鼓油蜜菜
今までに食べた事のない野菜をとリクエストしたら「油蜜菜(butter lettuce)」を選んでくれました。 出てきた品を一口食べたところ、なんだか食べた事のあるような味。 実は、お隣のテーブルが頼んだ品。 大慌てでお隣に渡し、事なきをえました。(^^)
しばらくして我々の野菜も出てきました。味噌のような癖のある風味でした。おもしろい味付けです。

例湯
結構満腹になった所で、友人が「例湯があるそうだけど試してみる?」 「是非、是非!」
友人はお腹が一杯との事で、私だけいただきましたが、これが大満足。 鳳爪に人参が入ったスープで、 いつもの店と非常によく似た味付けでした。

スイカ
これはオマケでしょう。

ゆっくりと昼食を楽しみ、本当に満腹。晩御飯がいらないくらいです。
ここまでアレンジしてくれた友人には本当に感謝。

(まだ続く

鹽水鳳爪 清蒸火點
鹽水鳳爪 清蒸火點

蒜茸蒸元貝 元貝
蒜茸蒸元貝 元貝

白灼其圍蝦 其圍蝦
白灼其圍蝦 其圍蝦

姜葱紅蟹 紅蟹
姜葱紅蟹 紅蟹

豆鼓油蜜菜 お隣の野菜
豆鼓油蜜菜 お隣の人が頼んだ野菜

例湯 スイカ
例湯 スイカ

他の店の水槽
他の店の水槽 魚がぎっしり!




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